創作とは何か?

僕は、創作というものは物事の本質を表現する事だと思っている。

禅語の中に「不立文字(ふりゅうもんじ)」という言葉がある。
これは「言葉や文字では物事の本質を伝えられない」という意味。

つまり、禅の世界では禅語は最早言葉ではないんだよ。
本質を追求する禅らしい表現だよね。

それでは、本質とは何かというと「物事の最も大切な根本の性質・要素」の事。

例えば、手の温もり一つとってみても言葉や文字では表現できない。

手の温もりの意味は、人それぞれ違うし時間と共に変化する。
どちらかと言うと、本質は感触や香り、雰囲気のような感覚に近い。

それを言葉や文字の意味で表現しようとすると、途端に表現できなくなる。

だから、詩やエッセイは言葉や文字の意味で表現するのではなく、それらを道具として使って、誰かに伝えたい本質を表現する。

もし、言葉や文字の持っている意味の組み合わせだけで良いのなら、わざわざ人が創作しなくてもスーパーコンピュータに任せれば世界一の詩人やエッセイストになれる。
でも、現実にはそうはならない。

結局、本質というものは、その創作者が今まで生きてきた人生の中で、失敗や挫折、成功や達成、喜びや悲しみ等沢山の経験から滲み出てくるものだと思う。

これは、詩やエッセイに限らず、絵画や小説も含む全ての創作活動に言える事であり、その創作者でしか表現できない独創的な創作になる訳です。

ちなみに、一流とかカリスマと呼ばれる人達は、これを必ずと言っていい程持っていて、誰もがそれを手に入れたいと願うんだけれども手に入れられない。

だって、それは創作者の「人生そのもの」なのだから・・・

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